リアル相談会
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リアル相談会始めますよ!
2024年1月から、第3金曜日の午後1時から3時まで
ご利用:自由です。当日までにメールください。
horiage123.satou.p.c@polka.ocn.ne.jpへ。
場所:堺市民共同オフィス
〒590-0074 大阪府堺市堺区北花田口町3丁1番23号 セイホクビル4階
セイホクビル(堺市堺区/サービス店・その他店舗)の地図|地図マピオン
南海堺東駅徒歩4分
駐車場はありませんが、高島屋の駐車場等ご利用ください。
参加は中学生以下どなたでも結構です。現在ステロイドを使っているがやめたい、やめたけどなかなか良くならない、いろんなことを聞いてみたい・・・。
なんでも結構ですよ。無料です。
ぜひ来ていただけたら幸いです。
また、今はお世話係さんが毎回来てくださっております。その方の話も参考になると思います。
追:今は個別相談としています。お一人30分を考えております。ですので、定員4組とさせていただきます。
告知
第1回「リアルアトピー性皮膚炎相談会」開催しますよー!
2024年1月19日(金) 午後1時から3時
ぜひ来てくださいね!
第2回リアル相談会のお知らせ
第1回は2024年1月19日(金)に行いました。
どなたか来ていただけるかなと心配していたのですが、お一人来ていただけました。
佐藤小児科を受診されていた方でした。閉院のために阪南中央病院皮膚科をご紹介し、そちらで診察を受けておられました。
お世話係さんもお一人来てくれました。
久しぶりに会うと、この子のことを思い出しました。気になっていた子どもです。
とにかく夜寝てくれない子でした。
でも、大きくなって運動量が増えた分、以前に比べてましになりましたが、夜中起きないところまではいっていません。
実家で初めて泊まった時に、従弟たちといっぱい遊んだときは痒いと言わずに寝てくれたそうで、もっと運動するようになれば寝ることができるようになるのかな。
お世話係さんも、夜苦労したんですって。「もう相手できない」となり、子どもに言い聞かせた結果、母親が世話をしなくても寝るようになりました!
夜寝るようになると、とても楽です。
佐藤小児科では「別室寝」を勧めています。あるいは「完璧寝たふり」
お子様のアトピーへのサービスはいったんしてしまうと際限なくしなくてはいけなくなります。掻いてあげるサービスも、中には20歳や30歳になってもしてあげている親もいます。
第2回リアル相談会は
2月16日(金)午後1時から3時です。
アトピーあれこれなんでも結構です。ぜひご参加ください。
お待ちしております。
佐藤小児科のメールアドレスにご連絡を。
horiage123.satou.p.c@polka.ocn.ne.jp
第3回リアル相談会のお知らせ
第2回は2月16日(金)でした。
なんとなんと!
3組も来ていただきました。小学生から中学生の年齢です。
小学1年生のお子様は「自分で脱ステする」と決めました!すごいです!
決心を支えたのは、塗っても治らないからなんです。しっかり見ていますね、自分の状態を。
確かに皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドラインには、治す薬は無いと書かれています。
中学生となると悩みもたくさんに。先のことを心配しても仕方がない。今やるべきことをしてね。
自由に掻かせるようにお願いしています。掻いたらだめというのはめちゃ簡単。ですが成功することはありません。逆に掻くのを我慢すると痒みがさらに増すために、掻きむしるという掻き方になります。痒い時には掻くのは普通。掻いたらだめと言ってるお父さん、お母さん!蚊にかまれたときに我慢してみてね!口を酸っぱくして何べんも言ってるのに、先ほどの小学1年生のお子様を見習ってくださいね。
次回第3回リアル相談会は
3月15日(金)午後1時から3時です。
なんでも結構です。
horiage123.satou.p.c@polka.ocn.ne.jpまでメールください。
お待ちしております。
第4回リアル相談会のお知らせ
第3回は3月15日でした。
生後3か月の赤ちゃんから中学生の子どもたちが来てくれました。合計5組です。
小さな赤ちゃんと中学生とでは、相談のポイントが異なり、集団での相談は難しいところがあります。ですので、今のところは個別相談としています。そのため、今回は2組の方が定員オーバーとなり、その方たちには別の日に来ていただくことにしました。
一人の赤ちゃんは月齢から言うとちょっと心配なレベルでした。が、すでに阪南中央病院皮膚科を受診されていて、その時の指示(10%濃いミルクにする、お風呂は週1回に)を直ちに実行されていました。ミルクは1日1000ccぐらい飲んでくれ、体重も増えだしました。母乳の赤ちゃんでは、ミルクにしてほしいと思っても、なかなかミルクにする踏ん切りがつかない親御さんが多い中、すごいなーと思いました。ミルクは母乳に比べてたんぱく質が約1.5倍あり、電解質異常もおこしません。
この赤ちゃんが次にすることは、4か月になれば離乳食を始めることです。今はスプーンにならすことをしてもらうようにお願いしました。
血液検査でアレルギーがあっても、食べて反応が出ないことも多く、少ない量からあげて様子を見るように佐藤小児科ではしてきました。
アトピーがあると経皮感作もよく言われます。が、生後7週から13週の小さな赤ちゃんでは強いステロイドでは普通のステロイドに比べて卵アレルギーは41%から31%に減ったという調査はあります。でもたったの10%しか効果が無かったのです。大声で自慢できるものではありません。しかも成長抑制が起こり、体重減少で2%の子が入院しました。小さな赤ちゃんでは強いステロイドは危険です。以前成育医療センターがした生後6か月以降の卵アレルギーの調査では、両者ともステロイド治療をしていたのにもかかわらず、少量食べたグループが8%。除去したグループが38%起こりました。食べないとだめだということになります。
中学生ともなると、摂取水分量が問題になります。夕食後から朝までは水分は摂らない。この方は500ccも飲んでいました。一気に止められなければ減量することです。保湿剤は使用しない。皮膚科学会でも治す薬は無いと言っているので保湿剤にこだわると、保湿剤の沼にはまり込んでしまいます。
最近は保湿剤は生まれたときから塗ることが今の日本では推奨されていますが、アトピーの予防にはならないという報告が出てきています。これを読んでおられるご両親に聞きたいです。あなたたちは赤ちゃんの時に塗っていましたか?と。ほぼ塗ってないです。塗らないで不都合はなかったはずです。
また、ちゃんと塗れば怖くないということもよく言われますが、うまくいかないから治らない人が増え、新薬が開発されているのです。
次回第4回リアル相談会は
4月19日(金曜日)午後1時から3時 です。
なんでも結構です。
horiage123.satou.p.c@polka.ocn.ne.jpまでメールください。
お待ちしております。
第5回リアル相談会のお知らせ
第4回は4月19日でした。
二組の方が参加してくれました。
ご兄弟の方はステロイドは使っていません。お二人とも申し込まれたときよりも良くなっていました。別室寝はうまくいかなかったので今は一緒に寝ているけれど、前よりも寝るようになり、母親もあまり相手をしないで済んでいます。
この方の話でびっくりしたのが保育園の対応です。家族のやり方を尊重してくださる保育園なのですが、親からの説明を素直に受け入れてくれるのです。
例えば、痒いと言えば冷やしてもらっていたのですが、構ってもらうために冷やしてということもあるので、自由に掻かせて貰うようにしてほしいと頼むと、そうなんですねという対応だったそうです。だから、もう冷やしてないみたいでした。
更に、すごいところが、じくじくすると服が引っ付きます。お昼寝の時に服が脱げなくて、保育者の考えで脱がさずにそのまま寝かすという対応をしてもらえました。普通の保育園なら、引っ付いたときはどうするかという質問がされるんですね。保育者は自分で判断しません。
こういう対応ができる保育園に、皆入ることができたらなーと思いました。
もうお一人はステロイドを止めたら悪化したので再度塗布されていました。ステロイドを使うか使わないかは、ご家族が選ぶ権利を持っています。私は使ってほしくはないけれど強要はできません。でも、使わない治療のことを聞きに来ていただいたことに感謝します。
じっくり考えていただき、やめようと思えばいつでも可能で助けてくれる人たちはいるということをお伝えしました。
毎回、堺お世話係のKさんがお手伝いに来ていただいております。経験者からの話は胸に迫るものがあります。
次回第5回リアル相談会は
5月17日(金曜日)午後1時から3時 です。
なんでも結構です。
horiage123.satou.p.c@polka.ocn.ne.jpまでメールください。
お待ちしております。